FontDataクラスは、Fontオブジェクトを作成するためのデータを表します。 FontDataクラスには、3つのコンストラクタが用意されています。
FontData() FontData(String string) FontData(String name, int height, int style)
まずは、引数を3つとるコンストラクタから説明します。
第1引数で指定する nameは、フォントの名前 です。これは、例えば"MS ゴシック"などが指定できます。 ここで指定できるフォント名は、プログラムが実行されるオペレーティングシステムが提供しているものでなければなりません。
だ2引数で指定する heightは、フォントの高さ です(ピクセル単位)。
第3引数styleに指定できるのは、SWT.NORMAL、SWT.ITALIC、SWT.BOLDです。
次に、引数を1つとるコンストラクタの説明をします。
string引数に指定できる引数は、FontData#toString()メソッドを呼び出したときに返される値 です。
FontData fontData1 = new FontData("MS ゴシック", 10, SWT.BOLD);
String fontString = fontData1.toString();
FontData fontData2 = new FontData(fontString);
このプログラム片の例では、fontData1を作成し、それのtoString()メソッドで返された文字列をコンストラクタに指定して、
fontData2を作成しています。
fontData1もfontData2も、同じ内容を持ちます。
最後に、引数を指定しないコンストラクタの説明をします。
コンストラクタに引数を指定しないで作成されたFontDataオブジェクトには、そのメソッドを使用して、フォント情報を設定することができます。 他のコンストラクタで設定できた情報は、setHeight(int)メソッドやsetName(String)メソッド、setStyle(int)メソッドで設定することが可能です。
作成したフォントには、setLocale(String)メソッドで、国または地域を設定することで、 正しいその国のUnicodeがフォントとして扱われるようになります (ただし、デフォルトでそのオペレーティングシステムに設定されている国または地域のロケールとして作成されるので、 とりわけ呼び出す必要はない)。